桧皮葺 棟瓦
2016/08/12
イザナミ・イザナギの国生み神話で有名な伊弉諾神宮の保存修理工事が進んでいます。
今年度は本殿の翼廊屋根、桧皮葺の改修で以前、棟は銅版葺きでしたが今回いぶし瓦が採用され施工させていただきました。
既に、東西門の保存修理にもいぶし瓦が採用されています。
桧皮葺(ひわだぶき)は弥生時代が始まりで、神社仏閣に葺かれ、日本古来の工法で他国には見られないものだそうです。檜の樹皮を剥ぎ取り、切りそろえて成形したもので竹釘で留めつけていきます。耐用年数は凡そ35年だと言うことです。