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登窯
昔 瓦を焼いていた窯が近くの産業文化センタ-で展示されています。
今と違い全て窯炊き職人の腕に製品の良し悪しが掛かっていたことです。
温度計もなかった時代、窯の中の火色をみて判断していたのですから、口伝にしか頼れない本当に職人の世界だったのでしょう。
現在、このような窯で焼いているところが群馬県に1件だけあります。
その製品は向こう何年も予約が入っていると聞きます。
100年前と同じ製法であるということで、まさしく真の伝統工芸品であるといえますね。本当に頭が下ります。
何とかこういった昔の製法が途絶えずに後世に伝えられるよう私も産地の人間とし考えていこうと思います。
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