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目地積み棟
以前掲載しました「カマ軒瓦」の現場が葺きあがりました。
この現場は身内の家の増築でしたので少し好きにやらせてもらいました。
のし瓦は薄のし(厚み24mm)を使用。
通常一般に使われているのは厚のし(27mm)。
積み方に特徴があります。
めじづみむね(目地積み棟)
熨斗瓦と熨斗瓦の間に隙間をつけて施工する棟のことをいう。「浮かし積み」・「通じ棟」・「江戸棟」ともいわれる。(瓦辞典より)
一般的な目地積みはのし瓦の隙間は3mm~5mm位のところを今回はのし瓦の厚みとほぼ同じ20mm取りました。もちろんすべて南蛮漆喰で施工しています。
隙間に出来る影を大きく目立たせるためです。
なかなか狙い通りいい感じに仕上がっていて満足です。
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