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この前からお伝えしていました　土葺　本葺瓦の現場が地葺き終了しました。

平、丸に用いた土がある程度乾くまでこの時期ですと約1週間から10日くらいこのままの状態で放置します。
少々雨に遭っても土が水を吸収してくれますので雨漏りの心配はありません。
すぐに棟工事に掛かることはありません。生乾きの上に棟を積むと重さで波打つようになり大変なことになります。

新築の普請になると屋根の地葺きが終わってから壁土の乾き具合や木材に重量がかかってある程度落ち着いた時期まで棟工事はしません。

田舎の時間の流れと同じ、ゆっくりとその時を待ちます。
現代のプレハブ住宅のように工期3ヶ月を売りにするのとは正反対の自然素材の良さを引き出しながら、より長持ちする方法を第一に考えての建築です。
伝えたいですねこういった日本の伝統。

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