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等持院
京都へ行く目的はやはり瓦を見ることでもあります。
大山崎からここ衣笠まで足を伸ばして見学してきました。
「等持院」
足利尊氏将軍が、天龍寺の夢窓国師にお願いして、衣笠山の南麓に創建されたのがこのお寺。
この方丈は1616年に福島正則が妙心寺から移築させた古建築。
(瓦の年代は不明)
屋根途中に段差が設けられていますが、おそらく大きな屋根なので雨水を速く軒まで流す工夫ではなかろうかと思います。
それにしても屋根瓦の色が美しいですね。
何ともいえぬ古びたいぶし瓦の色。
三島由紀夫の小説「金閣寺」のなかではこのような色を
「銹銀(さびぎん)いろ」と表現しています。
残したいですね、日本の風景。
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