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東鬼瓦(アヅマオニカワラ)
高知県の話をもう一つ
東鬼瓦:寄棟屋根の陸棟両端に使用する「柄振(えぶり)鬼瓦」のことをいい、高さに対して幅寸法が狭く造られている。(瓦辞典より)
通常はこんな使い方が一般的なのですが、日本は広い。
高知県ではこんな下の写真のような納め方をした屋根が多く見られます。
東鬼瓦はその据える位置や角度などの違いで屋根の表情が変わるのですが細かいところはさておき、
固定観念にとらわれてはいけない発想を柔軟にと、ちょっと大袈裟ですが少し見方を変えるのもいいのではと考えさせられました。
ちなみに柄振という言葉の意味は、本体の部材の切り口等を隠すために設けるものをいうそうです。
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