- HOME >
- ブログ >
-
アーカイブ >
-
その他の建築 >
国宝 極楽山浄土寺
同じ兵庫県にありながらつい最近まで恥ずかしながらその存在さえ知らなかったのです。
そこでこれはどうしても訪れたいと思い明石へ行く機会に、思い切って足を伸ばして先日訪れてみました。
わが国建築史上の重要な一様式である天竺様(大仏様)建築の代表遺構として、東大寺南大門と並ぶ歴史的・美術的価値のある建物なのです。全国にただその二つしかありません。
天竺様(大仏様)
浄土寺
浄土堂の阿弥陀三尊像の美しさには感動しました。
背後の蔀戸から西日を取り込み弥陀の来迎を示すように作られているのです。
瓦は昭和の修理工事のときに葺き替えられたと思いますが、本葺丸の軒側が太く継ぎ目がはっきり見えているのはどうしたことか、初めて見る様式の瓦です。
それから、スミ棟の弐の鬼のほうが2~3割大きく作られているのも特徴のひとつですね。
-
その他の建築 その他の建築