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いぶし 炭素膜
いぶしの表面炭素膜がどのようになっているのか本格的に調べたデ-タが2004年に発表されていたのですが、このたびネット上で偶然その研究結果が見つかりましたのでお知らせします。
今まで走査電子顕微鏡による断面ではここまでしか撮影できなかったのですが、
信楽窯業技術試験場撮影
日本原子力研究所の研究で・・・
ここまで正確にその状態がわかりました。
くわしくは以下のHPでご確認ください。
放射光軟X線分光法でいぶし瓦の光沢と耐久性の由来を解明
昔から伝承されてきた技術がナノテクノロジ-であったなんて・・・
先人に感謝と尊敬の念を禁じえません。
この技術をどう残し発展させていくか我々に課された大きな課題だと改めて認識させられました。
尚、今回測定に使われたのは、兵庫工業技術センタ-を通じてご提供させていただいた弊社製品です。
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