伝建地区(5)
2016/08/12
広島の旅(3)
伝統的建造物群保存地区
竹原市竹原地区
中世の末頃から港を控えた市場集落として栄えていて、
江戸中期、新開に入浜式塩田を築調するや、それまでの回船業や酒造業とともに、塩の産地として爆発的に発展し、その経済力で町並みが作られたそうです。
二階建・切妻造・本瓦葺・大壁造の町家が多く残っているのが特徴。
唐破風の流れるような屋根と、菱格子の塗り込め窓が美しい。
それから他には、
あの有名な江戸の儒学者「頼山陽」の故郷であり、銅像も建っていました。
また小笹屋 竹鶴酒造 ニッカウヰスキ-の創設者、竹鶴政孝の生家もあり、今も酒造りが行われています。
早くから整備が進んでいる様子で道路も石と瓦タイルが施工されています。
そして側溝の蓋も木製です。(金属のグレ-チングではありません)
アスファルト舗装などに比べるとやはり、この瓦タイルがこの街を強く印象づけているように思います。
人にやさしい街づくりをされているようで非常に参考になりました。
今日からまた出張に出ますので明日はお休みします。