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製品検査

      2016/08/12

東京 「世田谷用賀プロムナ-ド」の第3期目のリニュ-アル工事がもうすぐ始まります。
そこで、先日区役所担当者様の工場検査と立会いによる製品検査が行われました。

1日目は工場で製造工程から、製品検査基準の確認、実際の製品を任意抽出しての寸法測定。
2日目は「耐滑り性試験」と「圧縮試験」それぞれJISに規定された試験を公的機関で実際立会いの上での試験と言うことでわざわざ岐阜県まで行ってきました。
立会い検査を受け入れてくれる公的機関がここ岐阜のタイル検査協会しかなかったのです。



耐滑り性試験  BPNの様子
これは、イギリスの道路交通研究所で開発された試験機で、一般には自動車の走行速度30マイル(約50km/h)の横滑り摩擦係数と相関があるといわれています。
測定は写真のように試料面に水を散布して湿潤状態において、振り子(先端にゴムを取り付けてある)と試料間の摩擦による減衰を目盛りによって読み取る方法です。

基準値は、インタ-ロッキングブロック舗装設計施工要領は「湿潤状態で40BPN以上」、地方公共団体等で規定されています。

それで今回の試験で弊社のいらかブロックは平均70BPNで合格です。
雨の日でも安心して歩ける数値が出ました。

次に、「圧縮試験」
加圧が均一になるように設定して、毎秒0.5~1.0N/m㎡の荷重速度で破壊するまで加圧します。



試験結果は平均 62N/m㎡と大型車が通行可能な数字がでて合格です。

やれやれ、緊張の2日間でした。
2年前にも経験したことなので、ある程度試験結果の数字には自信があったのですが、実際の立会い試験なので何か予想しないトラブルが起きないか心配でした。

おかげさまで出荷のゴ-サインが出ましたので11月中頃より工事着手となりました。

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