秋の京都 万福寺
2016/08/12
「禅の異人館」といわれる万福寺。
1659年に江戸幕府が中国の黄檗山という禅寺から隠元禅師を招き作らせたお寺です。その後二十一代江戸中期までほとんど住職は中国人。
ですから、いろんなところに中国の建築様式が残る日本でも珍しいお寺出です。
チ-ク材の柱・卍形の欄干・円形の窓・反りあがっている屋根・・・・
せん(甎)
床材に用いる瓦のことで、飛鳥時代の寺院や鎌倉時代の禅宗様建築に見られる「敷瓦」のことである。(瓦辞典より)
何ともいえない温かいぬくもりを感じることの出来る素材、古くなるほど味が出る素材・・・・いぶし瓦が一番ですね。
最後になぜ万福寺に行ったのか、それはある方に御招き頂き「煎茶道」の御茶会に出席させていただいたのでした。
その「煎茶道」の発祥がこのお寺ということでここで毎年開催されているそうです。お茶より瓦のほうに興味があり申し訳ありませんが、御茶会のレポ-トはまたの機会に・・・・