シンガポ-ルに淡路瓦を(2)
2016/08/12
既報の通りのシンガポ-ルの現場のことをもう少し。
御施主さんは日本人です。
現在、中国で工場を経営されていて引退後の生活をシンガポ-ルでというご計画だそうです。リタイアメントハウスとでもいうのでしょうか?
今回、「ハツリ」ブリックの他にご注文いただいている製品は・・・
小端立割肌ボ-ダ-瓦。(現在大急ぎで製造中、写真は乾燥中の製品)
玄関アプロ-チの両サイドに約9000本敷き詰める計画です。
石膏型で1枚1枚手作りです。
中央ふくらみ付きの200角敷瓦
玄関に目地無しで施工の予定です。目地無しですので、焼成後すべて日本で寸法切りしてから現地へ持ち込む予定にしています。
職人も日本から派遣します。
そして、屋根はというと、残念ながらもう発注済みでフランス産の石を施工されるそうです。
「いぶし」という日本独特の素材を大変お気に入りになられてのご注文です。
本当にありがとうござます。
日本の原風景とも言える「いぶし」という素材が、遠く離れた彼の地でもきっと心の癒しとなってくれることでしょう。