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沙羅双樹の寺 「東林院」

      2016/08/12

昨日ご紹介の妙心寺塔頭のひとつ「東林院」。
通常は非公開だそうですが偶然にも「沙羅の花を愛でる会」の期間中だったので・・・
(2008年6月12日(木)~30日(月) 9:30~16:00)

御抹茶付で拝観料1580円。


「沙羅双樹」そうあの平家物語に登場することで知られています。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・」。
それから、お釈迦様が亡くなったとき、その死を悲しんで沙羅双樹は一斉に花を開いたという言い伝えもあるそうです。

調べますと、本当の沙羅はインド原産の常緑樹で熱帯樹の為、日本では育たないようです。日本の沙羅双樹は、ツバキ科落葉樹の「ナツツバキ」のことだそうです。

実際訪れた時は、まだこの程度しか開花していませんでした。


お坊さんの説法から、
朝に咲き夕にはちりゆく「一日花」の姿が、人の世の常ならぬことをよく象徴していて、
形あるものは必ずこわれて行く。
形美しきもの永遠に保てず。
お釈迦さまは「今日なすべきことを明日に延ばさず、確かにしていくことがよき一日を生きる道である」とお教えになっています。
沙羅の花は一日だけの生命を悲しんでいるのではなく、与えられた一日だけの生命を精一杯咲きつくしているのです。

今日を無駄にできない。
今しかない。
今日一日を大切に。
悔いのない人生を・・・・

こんな気持ちがわいてきました。
たまには、静かに自分をみつめる時間も大切ですね。

 - エトセトラ(日記)

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