淡路いぶし敷瓦
2016/08/12
昨日、日本の某有名設計事務所 ニュ-ヨ-ク事務所から問い合わせメ-ルが入りました。
「NY市内のホテルの地下にあるスパのプロジェクトに床仕上げ材としていぶし敷瓦を検討中です。使用上なにか問題はありませんか」というものです。
(水のたくさんかかるエリアであり、人が瓦の上を素足で歩きますが、どうですか?)
施工後17年の弊社事務所内床 300角敷瓦
(写真と本文はあまり関係有りません)
{以下、弊社の答え}
日本のお風呂に施工された例は何件かあります。
しかしながら、瓦自体給水率が12%前後と高いため、湯垢などが付き易くメンテナンスに苦労されています。
それでもタイルにはない素材自体の人に対する温かさのようなものが感じられ、
なんともいえない足の裏の感触がいいのだと実際に施工されている方からお聞きしました。
また、タイルに比べ滑りにくいとも聞きます。(これはまだ、詳しいデ-タはありません。あくまで感じたままであります)
また、タイルに比べ柔らかい製品なので人がよく歩くところとそうでないところの差がでます。(表面の色変化や摩耗等)
以上のような自然素材「瓦」の特性を充分にご理解いただき、採用のご検討をお願いします。