九州 出張 (2)
2016/08/12
昨日の記事から、
本来の目的であった現場確認です。
元は大きな料亭だったそうですが、10数年間放置したままの建物のリニュ-アル工事です。
相当傷んでおります。
お施主様の意向でできるだけ元の姿で復元したいということで、木材もできるだけ再利用する計画だそうです。
屋根はというと、すべて弊社にお任せしていただけることになり、
金属屋根あり地元産?塩焼瓦ありなのですが、全面いぶし瓦で葺き替えることになりました。
再利用できる瓦がほとんどありませんが、
一部の特殊役物瓦や鬼瓦は庭園の工事に使うことにします。
まず今回は、蔵と全長180mある内の一部塀工事から取り掛かることに。
蔵の鬼瓦はこの鬼を再現して新たに作ります。
塀の瓦は元施工されていた鎌唐草軒瓦を施工することに。
この瓦は特殊なのでそんなに多くの在庫を持っていません。
そこで大慌てでプレス開始です。
12月初め工事茶着手までに約1000枚、暇な時期に本当にありがたいことです。