羽田空港 国際線
2016/08/12
今回の東京行きで楽しみにしていたのが、
この度新たに開港した国際線タ-ミナルにできた商業施設「江戸小路」。
屋根にいぶし瓦が採用され、江戸の街並みを再現した施設を実際に確かめたかったのです。
この部分の設計があの京都の数寄屋建築で有名な中村外二工務店が手掛けたことでより興味を持って見学させていただきました。
残念ながら、屋根の瓦は三州産 64判 軒2寸一文字瓦。
(一部メディアでは淡路瓦だと報道されたと聞きましたが違います。)
日本のいぶし瓦を大いにアピ-ルしていただいてありがたいことです。
これはいぶし瓦風タイル製品。
一時、DGプロジェクトのボ-ダ-瓦が採用検討に上がったのですが残念ながら叶わず。
商売柄どうしてもこんな部分ばかり注視してしまいます。
(理想的とされる一文字瓦の納めかた。)
職人さん苦労されたでしょうね。
とにかく、日本の表玄関において控え目で気品のある日本の美の代表格である
いぶし瓦で来訪者をお迎えできることが何よりです。