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紋入り万十軒瓦
三つ柏の紋入り万十軒瓦です。
去年のちょうど今頃納入させていただいた奈良県の現場です。
紋入り万十は特に気を使います。
どうしてもプレス時に粘土がうまく型に行き渡らず「キレ」が発生しやすいのです。また、このような紋は特に紋自体の傾きがわかりやすく葺いた状態で水平になるように紋型を取り付けなくてはなりません。
今回は特にこだわったお施主様でキズには苦労しましたが、無事お納めできてほっとしています。
先日、お伺いしたのですが、大工さんも最後の追い込みで今年中には何とか完成させたいとおっしゃっていました。
本格木造いぶし瓦葺き住宅は建てるのに現代の住宅よりゆっくり、じっくり時間を掛けて丁寧に作ります。だから長持ちするのです。
すなわち、長持ちすることで地球に負担を掛けない。すべて自然素材で作られているのでまた再生可能なのですね。見直してみませんか家つくり。
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