瓦焼成 (2)
2016/08/12
昨日の続きです。
送られてきたガスを点火!!
20時間焼成、
1000度超の設定温度でストップ、素早く窯を密閉。(ふかし穴だけ空けておきます)
約2時間自然に温度が下がるのを待ち、ある定温(会社によって違います。弊社の場合は920度)になった段階で天井から、ブタンガスを打ち込みいぶしを掛けます。
その後、窯の中を通しているパイプに外気の空気を送り間接冷却して焼成スタ-トから44時間後窯内が400度以下になった段階で口を切ります。
ところで、焼成用ガスにプロパンが混入されてくると、完全燃焼に必要な理論空気量も変化します。
この設定を変えなくてはなりません。
弊社では以前お伝えしたように「EBC」システムを導入していますので、数字の打ち込みで細かい対応が可能です。
これも、大きな省エネにつながっています。
昨今の燃料高騰は大変な原価アップに・・・
このような省エネを行って努力をしていますが到底追いつきません。
製品の値上げに踏み切らざるを得ません。どうかご理解ください。