特別史跡 閑谷学校
2016/08/12
そして、鳥取からの帰途、寄り道です。
数年前に一度訪れたことがあるのですが、もう一度見たいと以前から思っていた所でした。
備前焼の屋根瓦が本当に美しい。
丹精込めた瓦作りの精神が伝わってきます。
同じ瓦作りに携わる者としては、そんな精神に触れることで自身の心が洗われる感覚を得ました。
国宝 講堂
屋根の形状: しころやね(錣屋根)
屋根の流れを連続した一つの斜面にせず、上方の勾配を強くし、下方の勾配を緩くした形状の屋根のことをいう。
垂れ付 刻み平袖(初めて見ました)
そして一番感心したのが・・・・
ある設計士さんから得たアンケ-トより
「設計士は100年サイクルで考えて建てている。瓦屋根は30年ごとに手入れが必要だと認識している。それを考えると銅板をすすめてしまう。」
こんな方に是非この建物を見てほしいと思うのでした。